軽量鉄骨によるシステム建築の紹介
板厚2.3mm以上6mm未満の鋼材を主要構造体として利用する建築物は、軽量鉄骨造と称されかねてより広く普及しております。近年では2.3mm未満の薄板軽量形鋼部材と組み合わせたハイブリッド工法の実用化も進んでおります。CFS建築協会では軽量鉄骨造建築の開発と普及促進にも取り組んでおります。
JFEフレームキット ~JFE鋼板株式会社~
商品HP: https://www.jfe-kouhan.co.jp/products/system_steel/
・概要抜粋
フレームキットは、木造軸組工法(在来工法)の柱、梁、筋交、土台などを鉄骨に置き換えたものです。防錆性能にすぐれた鉄骨のため、高い耐震性と耐久性を実現(劣化対策等級3)。自由度の高い設計、容易な施工、1棟毎の性能表示など、次世代の住宅にふさわしい機能を備えています。
・建築実例
骨太ハウス ~株式会社キタムラ~
商品HP: https://chichibu-kitamura.co.jp/honebuto-h/
・概要抜粋
骨太ハウスは軽量鉄骨を使用し部材としては柱材角パイプ100x100x3.2 梁材H200x100の構成になっております。キタムラ式システム鉄骨は一般戸建てはもちろんのこと、共同住宅やシェアハウスにも活用の場を広げております。重量鉄骨との違いは室内に柱型が見えないのと重量が軽く重機を使わなくても建てることができ狭小地にも抜群の威力を発揮します。
・建築実例
IXOフレームキット ~株式会社ATC~
商品HP: https://ixo.m-atc.co.jp/
・概要抜粋
「IXOフレームキット」では、ボルト締めという簡単な施工だけで、厳しい建築基準に準拠した建築を可能としました。それは、工場製作で部品化し、建築現場ではボルト締めし組み立てるという考え方です。この「IXOフレームキット」で私たちが注力したのは、如何に現場での工数・工期を減らすことができるかということ。部材自体の低価格化はさることながら、それよりも現場での人的・時間的コストを削減することこそ、課題解決の鍵があるとATCは考えています。
〇柱・梁部材は軽量鉄骨(板厚2.3〜6.0mm)、壁パネルは薄板軽量形鋼造(板厚約1mm)
〇壁パネルは耐⼒壁・間柱・断熱・1次防水までを一体化し工場製作
〇鉄骨部材、壁パネルの工場製作に当たっては溶接工程、塗装工程が不要
⇒ドリルねじによる組立とプレメッキ材の利用
〇現場施工に当たっては金物とボルトによる簡単接合
・建築実例
トラスモジュールシステム ~合同会社FREHCO~
商品HP: http://www.frehco.com/
・概要抜粋
TMSにはあらかじめ定められたモジュールはありません。建物に合わせて柱スパン・ブレース配置等を検討したうえでモジュールを設定することができます。また、一定のルールを定めスパンや高さを共通化することで、よりリーズナブルでスムーズなフレーム供給が可能になります。
・建築実例